今回は『予測』の力を使って楽に行動をするための身体感覚のテクニックについて解説をしたいと思います前回はモチベーションが上がってから行動するではなく先に行動をしてその結果が現れそうな予感や期待をした
その際にモチベーションというものが上がるとなので先に行動をする方がモチベーションを上げるためには効果的でそして私たちが本来求めているものというのはそうしたモチベーションそのものが実は求めているものでありそのモチベーションを得られるために
成果や報酬というものが欲しいといった順番になっているということについて解説をしました今回はその行動の第一歩そして行動を継続する上での重要な考え方や身体感覚こういったものをいかに楽に
これは脳への認知的な負荷とか身体的な神経的な負荷というものをできる限り自然なそして最小限の労力によって動けるようにしていくそうした身体感覚を引き起こすための感覚
どのようなイメージを体に対して持てばそのような楽な動きができるのかといったことを解説していきたいと思います私たちの脳は常に予測をしているというのをこれまでのエピソードで話していきましたというのも私たちのこの指や目や耳から入ってくる入力
刺激ですねこれは脳がそれをちゃんとセンサーとして感じ取れるのに50ミリ秒(0.05秒)遅れて感知するわけですこれは当然指先に入ってきた感覚が神経を伝わって電気信号として脳にまで到達するとして
それを脳が処理をするこれが何の入力なのかっていうものを判断するのにもそれぐらいの時間がかかってしまうわけですけれどもしかし私たちはこの世界をオンタイムで生きているという感覚がありますし実際に行動としてもこのリアルな世界に対応できるわけですね
ペンを持つ時にも落とさずつかむことができますしそして字を書くときもリアルタイムに書いているという感覚があるわけですねもしこれが本当に50ミリ秒遅れているという感覚の世界に生きているのであればこの手や指は遅れますしそしてうまく掴み取ることもできないわけです
動きと実際のこの現実への操作というものがずれていくわけですからなので私たちは常に50ミリ秒先の世界を脳で予測をして動いているわけです意識の層というものはさらに遅れて500ミリ秒遅れてきますですので自分自身が何かをしようと思うこの意図や考えというものを脳が作り上げていくのに
500ミリ秒(0.5秒)かかってしまうわけですねですので私たちは常に遅れた世界を実感していてしかし世界は先行しているわけですなので私たちがこの世界をうまく生きていこうと思いますと脳は50ミリ秒先の世界を常に予測をして
そしてその予測が予測だという風にわからないように私たち自身を騙すわけですね錯覚を引き起こしますなので私たちはこの世界をありのままに見ているわけではなくて50ミリ秒先の世界を脳がスクリーンとして勝手に作ってしまって
しかしその予測が非常によくできていてほとんどの場合がうまく当たりますのでなので私たちはその予測の世界を生きていても問題なく生きていけるわけですしかしこの予測の力が弱い乳幼児
生まれたばかりの赤ん坊などはこの予測をするというための十分な世界に対する情報というものを持っていない経験がないのでなので指がうまく動かせないとか立てないとかこういったことが起こるわけですね
筋肉をどう動かせばいいかというそのベースとなる予測ができるそのモデルというものがまだ脳の中に出来上がっていないということになりますそして成長していくにつれこれは脳が発達していくのもそうですけれども様々な経験を通じて
自分の脳の中で出来上がる予測モデルというものがだんだんと良いモデルになっていくことによって環境に対してどう予測をすればうまくいくのかということを学習していくわけですねですので初めて立ったばかりの幼児はすぐに転んでしまいますこれは自分の体をどう動かせばその場に立っていられるのかという
その筋肉の予測筋肉を動かす際の予測というものが十分ではないのでなので実現できないわけですけれどもそれも何度も転んでいくうちにどうすれば転ばないで済むのかというこの予測というものを
自分の中に作り上げることによって重心が動いた、そして筋肉にある刺激が入ったそれによって足の筋肉のこの部分に力を入れて重心を引き戻す必要があるこういったようなことを感覚的に直感的に覚えていくわけですねそれによって自分の中の予測モデルというものを常に修正をして学習していくわけです
なので私たちはあらゆることを学習しているのはこれは予測をするためでもあります逆に言えば私たちは予測の世界で生きているのであって予測そのものが実はとても重要な領域になるということになります私たちはほとんどの世界の捉え方を予測の中で捉えて
そして現実に起こったことが予測と違った場合にのみその予測を修正するといったことを繰り返すわけですねこうすることによって脳は全ての入力を処理する必要はなくて予測と一致しなかったものだけを修正していくという形で脳を学習させていくこれは非常に効率の良い学習の仕方で
なので学校の勉強でも間違ったところだけをを修正して直して反復していきましょうとやった方が学習効率が高いのも予測が当たっている領域に関してはもう学習済みなので予測が外れたところの方に学習として修正をするということが脳にとってみて自然な動きだからです私たちが今生きているこの世界
この環境の認識の仕方というのは予測の中で成り立っているということは私たちにとってみて予測というのはごく自然な行為なわけですこれは人間だけではありませんあらゆる動物 筋肉を持って体を移動させようとする動物のほとんどは予測を使っています
哺乳類等はこの脳によって予測をしてそして行動をする移動するわけですねそれによって目的地に行ってどういう行動をすればいいかということも予測をして動いていくということを繰り返すわけですね
ですので私たちは動く生き物行動をする生き物と考えるとその行動には必ず予測が不可欠なわけですですので私たちが予測をするというのがごくごく自然な現象でそしてその予測というものは
ある種の幻想でリアルなものを脳の中で再現しているそしてその再現されたものを私たちはリアルだと思い込んでいるなので予測をリアルだと思っているということになりますということはこの予測の力というのは非常に強力なので自分自身を欺けるぐらい強力なわけですね
ということはこの予測の力を最大限活用することによって体の動きとか認知的な思考考えないといけないことも楽に考えることができるということが可能になりますではどのようなテクニックを使うのかですかですけれどもこれは前々回ぐらいのエピソードで言いました
引き寄せられるという感覚で引き寄せられるという感覚があまりしっくりこないという人には「吸い寄せられる感覚」という風に言い換えてもいいかなと思います対象物に対して自分が押していく作用をさせようとするのではなくて
自分がその対象から吸い込まれる吸い寄せられるという風にイメージしてみてください例えばペンを取るといった時に自分の手を動かしてペンを持ち上げるではなくてこのペンが自分の手を吸い寄せていく
なので自分の手はこのペンに対して吸い込まれていくようなイメージですそしてこのペンが持ち上がるという時もこのペンそのものが持ち上がっていくことに対して手が勝手につられて持ち上がっていくという風にイメージするということです
これだと最小限の力最小限の筋肉の動き 神経の動きで取ることができますそもそもこのペンは非常に軽くてそして日常的に使い慣れてる人であれば難なく触れるようなものですので
例えとしてその差がよくわかりにくいと思いますがウォーキングで歩くというシチュエーションでイメージしてみてもらえるとわかりやすいんじゃないかなと思います歩く際に「自分から前へ行く」と歩くことによって自分の体を前へ前へ前進させようという感覚
これだと体への負担がありますこれは神経的にも体を前に動かすために必要な筋肉以外の筋肉も使ったりあと認知的な負荷もかかりますこれを逆転させて目的地がもし駅であれば
駅から自分の体が引き寄せられていくと吸い寄せられていっているという風にイメージしてもらえると体は自然と前へ前へ前へと進んでいき足に対しての筋肉の負荷のかかり方もそれほど強くなく無駄な力が入らずに前へ進むことができますこれは人間が予測をするというこの行為そのものを利用している方法ですね
人間は予測をしてそして実際に行動をしてその行動が予測と一致したかということを常にチェックしているわけですこのチェックがまあまあ労力がかかる仕組みでこのチェックそのものによって認知的なイメージと実際の行動によって行われた行為というもののズレがないかというのを見て
ズレがあったら修正していくということをやるわけですけれども本来歩くために必要な筋肉以外の筋肉を使ったりしているとこの認知的なエラーチェックというものを常にずーっとかけているので疲れてくるわけですねこれは認知的 脳としても疲れてきますし体も余分な筋肉を使っているので余分なエネルギーを使っているわけですね
歩くために必要最低限のエネルギーだけを使えばいいというのをなかなかこの脳からそのような指令を出すのは難しいわけですとなると自分が予測をしているというこの予測自体を50ミリ秒先ではなくてもっと先に対して与えていけば ずっと自分の意識というものは予測をし続けている延長になる
そうなると予測に対して今のこの状況が一致しているのかというそのチェック自体をかなり省略できるわけですねすると脳への負荷も減りますし体を動かす時の力みもなくなってくることが感じられると思いますこの力みがなくなるというのが重要で
体を動かしてやろう動かしてやろうとやると余分な神経回路や余分な認知的な負荷というのはかかるわけですねいっぱいチェックしようとしなければいけませんのでそれがそうではなく自分の予測をどんどん先行させてその予測を自分が後から追いかけていくという感覚
これはまさしく私たちの体に起こっていることと同じで自分の体が引き寄せられていくという風にイメージをすると引き寄せられるということはそこに先行する自分の姿が少し前にあるわけですよねそこに自分の体が少し遅れてそこに引っ張られて動いていくことになりますので引き込まれる 引っ張られる
引き寄せられるという風に考えると自分の体が少し遅れて動いてくるしかしこれは実際に私たち脳で起こってることと同じですね私たちは遅れた世界しか認識できないとなると私たちが今認識しているこの動きというものは遅れているわけです
なのでそういう意味でその予測をしているという感覚とその予測は実際には先行して予測をしているんだというこのメカニズムは私たちにとってみてもともと持っている自然なプロセスですのでそれを最大限活用して力みがなく、そして行動を起こす時に大きな何らかのきっかけを必要とせず
成し遂げることが可能となります椅子から立ち上がる時に足に力を入れてそして体を上に引き起こそうと立ち上がろうとするという感覚だと疲れてしまう力を込めないといけないので無駄な力が入るわけですけれども
そうではなく例えば天井に対して自分が引き込まれる吸い込まれるという風に立ち上がると最低限の力で立ち上がることができますこれを少し応用すると立ち上がっている自分の姿というものを目の前にイメージして
その自分の姿に対して自分が引き込まれ立ち上がるという風にイメージをするとすると自分の体がスッと力みがなく楽に立ち上がることができますなのでこれは私達が予測をするというこのごくごく自然な本能的にやっている仕組みを利用して力みがなくその目的を実現しようとする方法になります
これは前回のモチベーションが上がってから行動しようと考えてしまう人の思考プロセスというのはまず行動するのは大変なことで行動の第一歩を起こすのがすごく労力がかかるとなのでモチベーションが高ければこの1歩目をクリアできるはずだと逆に言うとモチベーションが必要なぐらい第一歩の行動が大変なんだとその人は思っているわけです
なのでその一歩は実は大したことはないんですよという感覚を身につければ行動することはそんなに難しくないとこのいかに力みがなく楽に第一歩目の行動を取れるかどうかそしてそれをスムーズにその行動を継続し続けられるような思考プロセスにできるかどうかこれがいわゆる身体感覚というものを応用してそのような考え方
体の使い方 思考の使い方というのをするわけですねこれが成功したいとか例えば英語を習得してネイティブスピーカーのような流暢な会話がしたいとかで英語だけじゃなくフランス語ロシア語様々な多言語を習得していきたいそれらを理解できるようになりたい
話せるようになりたいと思った時のその学習のプロセス中学習中の考え方も今の応用でいくわけです自分がネイティブスピーカーのように聞いて話してということができる世界観の中に自分が引き込まれていく 吸い込まれていくというような感覚PodcastだとかYouTubeのような英語でしゃべっているものを聞くでもいいんですけれども
その喋っている彼らの言葉の中に自分が吸い込まれていくといったような感覚を持つと非常に高い集中力を持って彼らの会話が聞き取れるようになってきますこれは私たちは自分たちが予想をしたものに対して集中しやすいという傾向があります
これもあまり大きな余分なリソースを使わずに必要最低限の労力で集中しようという形でフォーカスが当たりますので今までであれば「頑張って集中しよう」とやってたところがそうではなく自然に簡単に楽に集中ができるということが起こりますこれは「引き寄せられる」となると
自分たちのフォーカスされるポイントがその対象物に対して一直線に向かうわけですねそれに対して自分の意識だとか体だとか様々なものがその引き寄せられるべく対象に対して最小限の労力でそこに向かおうとする力みがなく余分な力のロスがなくそこに迎えるわけですこれを逆の
そこに対して1点を当ててやろうとダーツのように自分の手を動かしてその目標物に当てようとしてしまうと余分な力が発生したりこのファーストアクションの一投目のこの力を入れるというところが最も労力がかかってしまうこれは心理的な負荷もそうですけれども
労力がかかってしまって疲れてしまうなのでそうなると次以降継続がしにくくなってしまう気合を入れなければいけないとその気合いを入れることその行為自体にモチベーションが必要になってしまうということが起こるわけですね
ですの集中力というのは自分から対象物を狙うではなくて対象物に引き寄せられていくという風にイメージしてみてくださいこれは催眠の世界でもそうですしあとは集中力を養うトレーニングの時もそうです瞑想の時もそうですけれども
私たちは自分でこの世界をコントロールしようとしているという発想を捨ててこの世界から自分はコントロールされているとそのコントロールされようとしている対象に関しては私たちが選べるとなのでどのようにコントロールしてやろうかという細部のコントロールまでは気を払わなくて対象物だけを決めればあとはその対象物に自分たちが引き込まれていく
なのでその途中過程は無意識が勝手に処理をする最小限の労力で処理をするので力を温存できるそして本来出すべき力の多くをそこに費やすことができる余計なところにエネルギーを使ったり余計なところに力が入って動きを阻害したり
思考を阻害したりということが起こりにくくなるということですね相手がしゃべっているその会話に自分が引き込まれている自分が引き寄せられていくそしてその引き寄せられる対象は
自分がネイティブスピーカーとしてその喋っている対象者と会話をしている例えば英語の教材であれば英語のPodcastで喋っているそのスピーカーに対して自分がネイティブスピーカーとしてその人の会話とやり取りをしていくその姿に対して
自分が引き込まれていく引き寄せられていくというふうに考えると相手の会話がよく聞き取れてそしてそれが理解できるなんとなくでもいいので言っているその文脈だとか大まかな意味みたいなものはなんとなく構築できていく
みたいなことが起こっていくわけですねこれが新しく言語を習得する際にも効果的でその言葉の一つ一つの単語の意味だとか活用だとかあとは文法こういったものにそれほど正確でなくてもそれほどストイックでなくても
なんとなくの文脈やなんとなくの雰囲気ニュアンスで聞き取れるようになる何か理解が進んでいくようになるこれは相手の言葉のそれぞれの音だとか相手が伝えようとしているその息遣いだとか声色だとか背景だとかこういったものに自分が引き寄せられる
そこに集中していくわけですねなのでそういった情報がうまく取れて無駄な力を使わずにそこに自分のリソースというものをうまく投下することができるといったようなメカニズムで対応できるわけですね今日は「一発目の行動が一番大変なんです」と
多分言われるだろうと思いましてじゃあいかにその一発目の行動そしてそれを継続している行動これを楽な力みのないそして無駄なエネルギーをロスせずに
それを実現できるかこれはスポーツの世界でも語学の世界でもビジネスの世界でも自分の持っている潜在能力としてのポテンシャルこれをロスせずにうまくやれるかですねなので自分ができないことができるようになるという
本当に全くできないことができるようになるというものではありません本来できたはずのこと本来であればそのポテンシャルを持っているできるのに今力みが入って余分な雑念があってエネルギーのリソースを無駄に消費していて
うまくいかないとなっているこれらがこの力みのない状態になることによってできるようになるなので急にできるようになったと思う人もいるかもしれませんがそれは元々できたんです元々できたのがうまくそれを使いこなせてなかったというだけですので
それだけでもかなりのステップアップになりますので日頃「行動が大変だな」とか「気合を入れないとうまくできない」というふうに悩んでいる人はぜひこの意識を試してもらえればいいんじゃないかなと思います
武道の達人でも例えば突きで相手を突こうと思った場合に自分の力で相手を押し込んでやるという発想よりも自分の手が相手の体を突き抜けてそして相手の向こう側壁でもいいですがに自分の手が引っ張られていると
そしてそれによって相手の体も後ろに引っ張られるという風にして全て向こう側にある壁に引っ張られるんだという風に動かすと最小限の労力で相手に力を伝えて相手自身もその動きに対し力みがないので虚を突かれるわけですねそうすると相手もその突きを正面から食らってしまうことになり
そして後ろに吹き飛ぶといったことを起こせるわけですねなので何か大きな力に対して自分が引っ張られていく導かれているという風に考える方が力みがないということですので行動は自ら起こす必要があるですけれどもその感覚としてはそうではなく
大きな何か自分を成し遂げたいと思うような大きなストーリーに自分が導かれているんだというふうに考えると物事はもう少し肩の力を抜いてうまく好転していくんじゃないかなと思います歯を食いしばって何かをやるということも限界を超えるという意味では大事ですので
自分の本当の限界というものを力を100%発揮するんだというのでは力みをなくやった方がいいですでそうではなくその限界をさらに突破しないといけないと成長をしないといけないという場合は歯を食いしばってやる必要がありますのでそこの組み合わせが必要になってきますが
今回は「モチベーションを上げるためにまず行動しましょうしかしその行動が大変だ」という人のためにいかに力みなく楽に行動を起こすことができるかといった身体感覚に対して解説をしてみましたぜひ皆さんの目標や夢に対して
今までは自分から動くだったのがそうではなくその目標や目的に自分が引き寄せられる吸い寄せられるという風に考えてみてもらえれば何か色々身体感覚の変化等が生まれて面白いんじゃないかなと思います私の著作『超える技術』まだ読んでない人はAmazonでポチって買って読んでいただければと思います
それ以外にもいくつか書籍出していますので気に入ったものがあればぜひ買って読んでいただければと思いますそれでは今日もお疲れ様でした
